掃除からはじまる

最近、掃除にはまっています。休日の半日を使っては、いらなくなった物を段ボール箱やゴミ袋に入れて、雲南市のエネルギーセンターにコツコツと持ち込んでいます。おかげで、かなり家がスッキリしました。掃除嫌いな私がどうして急に掃除に目覚めたかというと、きっかけは子どものためです。

我が家は共稼ぎのため、土曜日を子どもたちだけで過ごすことが多く、子どもたちだけでより充実した一日を過ごしてもらうための良いアイデアを模索していました。その時と同じ時期に、発達障害者の支援技術について勉強をしていたのですが、物理的構造化からヒントを得ました。物理的構造化とは、環境やエリアを整理することで、余分な刺激を取り除き、集中力を高めるという自閉症児・者への支援手法のことなのですが、「これだ。」と思った私は、早速、我が家のゴチャゴチャした部屋を片付けはじめたというわけです。

当初は親の義務感でやり始めた掃除だったのですが、これが見事にはまってしまい楽しくなってきました。趣味までとはいわないものの、掃除をしないと気がすまない状況になり、毎週、かかさずに部屋の大掃除をしています。なぜ、はまったかといえば、やはり、気持ちがいいのでしょうね。部屋が片付くと気持ちがスッキリして心が満たされるとでもいいましょうか、とにかく、何にしてもやる気がおきてスムーズに一日が流れていきます。たしかに掃除の時間を多くとられるのですが、空間がスッキリした分、仕事にしても、遊びにしても、子どもたちの課題にしても、いつも以上にスムーズにできるようになりました。

掃除効果は絶大です。ぜひ、みなさんもお試しください。

                                                                 渡部