松江市営野球場にて
今日はあの雨の中、松江市営野球場で野球の試合がありました。
今のチームで出場するのは2試合目ですが、チームメイトの顔はわかっても名前がわからないという感じで・・・。
僕は高校野球をしていたのですが、中学・高校とセンターを守ってきたこともあり、センターには愛着があります。他の人には守らせたくない!負けたくない!という気持ちがとても強いです。
今日は前回の試合同様ファーストで出場予定でしたが、野球場に行ってみたらいつもセンターを守っていたHさんが「腹が痛い・・・今から病院行くわ・・・」とのこと。
そこで僕の天使と悪魔が登場してきました。
Hさんに声をかける天使「大丈夫ですか?ゆっくり休んでくださいね」
そして悪魔が心の中で囁きます「僕のポジションは!?センターは誰が!?」
Hさんが言ってくれました。「野津くん今日はセンターでお願いします」
とても嬉しい一言でした。
高校3年の夏の大会でセンターを守っているとき、もうここに立つこともないか・・・
と思っていた頃を思い出しました。
シートノックをしているときも嬉しくて嬉しくて、センターから見える景色を360度見渡していました。
そして試合開始が近付いて来ました。
打順は2番で先攻ということだったので守備を少しの間わすれようと考えました。
結果はフォアボールで後ろの打者がアウトになっていきチェンジに。
ベンチに戻るとセンターまで全力疾走で走っていきました。すると僕の体に異変が・・・。
心臓がバクバク騒がしいのです。全力疾走したからではありません。
慣れ親しんだセンターという庭で緊張している僕がいました。
3回が終わる頃には慣れたこともありようやく収まってきましたが、緊張するなんて全く想定外でした。
そしてチェンジの度に全力疾走でベンチとセンターを往復。
ピッチャーが1球投げるたびに声かけ。その姿勢は高校野球のときとなにも変わってはいません。
僕が野球の試合をするときの自分に出す課題は、「攻守交替のときは絶対に全力疾走で!」というものです。
ゆっくり走っていくと逆にだらだら疲れていくので、全力で疲れることにしています。
結果は1対2、僕は4打席3四球で1打数ノーヒット1打点でしたが、悔しい気持ちと充実した気持ちがありました。
高校球児だった頃を思い出して心身ともに若返った・・・気がした野津でした。