話し合うこと

先日、保育所へ迎えに行くと、担任の先生に『少しお話しいいですか?』と呼ばれました。

『また、お友達と何かトラブルがあったんだ』とすぐに察しました。

案の定、お友達の顔をひっかいてしまったという事でした。

最近はなかった事だったので何か理由があったのだと思いました。

帰りの車の中で自分からその日の出来事を話してくれました。

『オレは戦いゴッコしたくなかったのに、ずっとパンチしてきて嫌だったから、何回もやめて!って言ったのにやめてくれんかったもん。先に叩いてきたからオレは怒ったんだ!』とホントに悔しそうな表情で話してくれました。

以前ならすぐに手が出ていた息子でしたが、今回はしばらく『やめて!』『今はせん!後でしよう』などと言っていたそうです。

私はお友達がケガしてしまった事はいけない事だと伝えた後すぐに、『やめて!』と口で伝えしばらく我慢していた事を褒めました。そして、次からはどうしたら良いかを2人で考えました。

『その場を離れて先生の所に行く事にする!』と言う事になりました。きっと先生が助けてくれるよと言うと少し安心した様でした。

今朝、登所が一緒になったので、ひっかいてしまった子の保護者さんに謝りました。お互い様だから気にしないでと言って頂きホッとしました。

帰りの車の中で息子が『今日はありがとう』と言ってきたので、『何が?』と聞くと『お友達のお父さんに謝ってくれて』と言うのでビックリしました。

『お母さんと約束したから、オレ今日はちゃんと先生の所に行ったよ』と...。

自分の気持ちをしっかり伝えられる様になり、問題に対して親子2人で解決策を考えれるようになった事が今回の件での大きな収穫でした。

ゆっくり話し合う時間って大切だな~ぁと実感した山岡でした。