ミニレター

先日、娘が「今、ミニレター書いちょーよ」と言ってきた。

友達に手紙でも書いているんだろうなと思い

「そうなんだ~」と返事した。

しばらくして

「ミニレターって知っちょー?」と聞いてきた。

「小さい手紙?」と普通の返事をしたら

「違うよ~学校や家で困っていることや嫌な事を書いて相談する手紙だよ」

と教えてくれた。


法務省が全国の小・中学生に向けて発行しているもので、いじめや虐待などの相談内容を書き、

出された手紙の返事には電話か手紙か選べるようになっていた。


娘が書いたミニレターを見ると、びっしりと相談が書いてあった。

内容は友達関係の事だった。


毎日元気に学校に行き、バスケをし、宿題もちゃんとこなす彼女。


悩み事がある様には見えなかった。


話を聞かせてもらうと小学生女子にありがちな内容だった。

しかし、当の本人からしたら重大な重大な悩み事だ。


それに気づいてあげられなかった。

ずっと私に相談したかったのだろう。


そういえば元気のない時があったが、バスケで疲れてるんだなと思っていた。


今回、彼女の悩みを聞くきっかけをくれたミニレターに感謝だ。


忙しさに追われて一番大事なことを忘れそうになっていた。


子供たちの心のケアをするのは母親である私の

一番大事な大事な役割だ



日野