花売り
雲ひとつ無い晴天の今日は昨日にましてとても暑い一日でした。
今日は移動支援で大根島に行ってきました。
バスに乗っているとなんだか懐かしい方言が飛び交っていました。
籠を背負って花売りをされる方でした。
暫く会話を聞いていると亡くなった私の祖母も昔は籠を背負って行商に遠くは名古屋まで行っていた頃を
思い出していました。
夜になると子供の頃の手伝いの一つに花の値段付け、包装と一緒にやって祖母を見送る
といった我が家の風習でした。
一度出たら一週間くらいは帰ってこなく、祖母っ子の私には長い一週間だったのです。
今は行商する方もめっきり減って籠を背負ってる姿を見るのもなくなりました。
ただ、一番嫌なのはあの独特なイントネーション、直ぐに大根島の人だと分かってしまう
事でした。
自分では普通に話してる会話も周りの人にはいつも「大根島でしょう」となぜか分かって
しまうのが嫌で嫌で・・・。
最近はこの方言を聞いていると懐かしく安心するようになったのです。
今日は大根島に行って良かったな~と感じました。
曳野 美