自分が目指すべき本当のゴール

最近のことである。

自分のやることなすこと

すべてにおいて思い通りに事が進まずに

何かイライラしていた。

いや、事が進まずというよりは

自分自身の本来ある汚い姿がこの年齢にきて出現したのではないか?

その為、今までなら自分に向けてきたイライラ感を

相手に対してぶつけるようになったのかもしれない。

それが本当の僕の姿なのか、正直言えばわからない。

「絶対違います!」と断言したいところなのだが

その答えは周りの人たちが出すべきものなのかもしれない。


人生のゴールは人それぞれに違う。

「人生」と一言でいってもその本質は複雑であり

あらゆる場面であらゆる選択肢が目の前に迫ってくる。

選択肢が多すぎて迷う事も多々ある。

自分で決める事ができずに信頼できる人に相談する事もある。

でも、最終的には自分で決めなければいけない。


最近、自分は迷いなく

自信を持って、ある方向を目指して突き進んでいたように思う。

ぐんぐんぐんぐんと勢いは止まらなかった。

しかし、この週末の間、ふと、ある事に気がついた。


今まで自分が一番大切にしていた事を。

それを想い出した時に

何かが吹っ切れたような気がした。

肩の力が抜けた。

本来、自分が目指していたゴールが見えてきた。


人を思いやる心を忘れてはならない。

その人の立場に立ち

寄り添うような気持ちで

自分にできる精一杯をしたい。


そんな優しい気持ちを取り戻せた貴重な休みとなった。

                          渡部