『発達障害に気づかない大人たち」・・・

先日こだまに一本の電話が入った。

電話からは、懐かしいお母さんの声・・・。

3年前に松江を離れて御主人の実家のある街に引っ越された。

しっかりした考えを持つ方で随分相談にのってもらった。

電話の内容は、発達障害について勉強できる場所が知りたいという事だった。

以前こだまの職員が佐賀県のそれいゆに研修に行ったことを伝えたことがあったのだ。

ちょうどカバンの中に「発達障害にきずかない大人たち」でベストセラーになった

星野仁彦さんの本を持っていたので紹介した。本の最後には、連絡先のクリニックも

紹介されていたので伝えた。

松江を離れて久しい方からこんな電話を頂いたことが嬉しかった。

ところで、星野仁彦さんの著作は次々に出ている。

 ①発達障害に気づかない大人たち

 ②「空気が読めない」という病

 ③発達障害に気づかない大人たち〈職場編)

 ④発達障害を見過ごされる子ども、認めない親

などこの一年で4~5冊が出版されている。

自身も発達障害だと言い切る精神科医

大学で臨床にも携わっておられるので

書いてあることに説得力がある。

なんだか、読んでいる自分にもこんなところあるな~、

と思えてくる。

そして、適切な治療や配慮をすることで

周りとのトラブルを防ぐことができると

その解決法の指南もある。

本を読むことにもすごく気分のむらがあるのだが

いま、とても本が読みたい時期のようで

上に挙げた本を続けて読んでいる。

           山田