ほうれんそう

こんばんは。川上です。

我が家のこどもたちは、食事中にうろうろ、そわそわ、ばたばた。

とにかく落ち着いて最後まで食べることができません。

しまいにはおなかがいたくなったとか、ねむくなったとか、

あれはいらん、これだけたべる、皿にはいったおかずをぐちゃぐちゃにしたりとあらゆる手をつかってこようとします。

そしていつも、「ごちそうさまでした。のこしてごめんなさい」と手を合わせていうけど、まったく心がこもっていません。



先日、息子がほうれん草を残しました。

食事中はものすごくもたもたしているのに、

食事が終わるとうってかわって元気になります。


遊びがはじまると、もちろん私にむかってパンチやキックがとんできます。

相手をしているとおねえちゃんもつられてテンションがあがります。


まだちいさい息子のパンチやキックはいつも空をきります。

ばたばた暴れる息子をかるくさばきながら、


「おまえのパンチいたくないわ、だってほうれん草くってないもんなー」


と笑いながらいった直後、みぞおちにどすんと痛みが。



おねえちゃんが横から手加減なしのいいパンチをくれたのです。


「いったーーー!おまえ、ここめちゃくちゃいたいところだぞ!!」

と、遊びにもほどがあるぞといおうとしたら、


「だって、わたし、ほうれん草たべたもん」とおねえちゃん。


横にいた嫁に、「そりゃそうだ、おとうちゃんの負け」



完璧に5歳の娘に言葉でも力でも負けてしまったできごとでした。

仇をとってくれた姉といっしょになって息子にまで笑われる始末。


なかなかてごわくなってきた我が家のこどもたちの様子でした。