ズッコケ中年3人組
みなさん、那須正幹著作の「ズッコケ3人組」シリーズをご存知ですか?
僕と同年代の人は、ほとんどの人が知っていると思います。
小学校の図書館には必ず置いてありましたし
78年の刊行依頼、小学生に絶大な人気をはくし
児童文庫本では異例のシリーズ計40作品を
26年間送り続けていたおばけ作品だからです。
実は僕の子どもたちにも人気で
ほとんどの作品を読んでいます。
これにはわけがありまして
僕がどうしても本に興味を持ってもらいたいとの願望があり
そのきっかけ本として選んだ作品が「ズッコケ3人組」だったのです。
これが思惑どおりにいきまして読書を続ける原動力となりました。
どうして今回、この「ズッコケ3人組」の話題を書いたのかというと
実は2006年から再び「ズッコケ中年3人組」として再刊し
僕のマイブームになっているからです。
2006年から2009年の4年間で4作品を上粋しています。
1年に1作品で、3人の年齢も作品ごとに1歳づつ齢をとっているので
現在は44歳です。
気になる3人の現在はというと・・・・。
それは内緒です。気になる方は絶対自分の目で確かめたほうが
より楽しめると思いますから。
少なくとも僕には意外な結果でした。
というのも現在の日本の40歳の姿をリアルに写しすぎていたからです。
良い意味で期待を裏切られました。
だからこそ、大人の僕にでも楽しめたのでしょうか?
小学生の時と同じようなわくわく感で作品を読むことができます。
小学生時代に愛読していた人は、ぜひ読んでみてください。
渡部