ガラスの海を渡る船

 

先日、30回目の誕生日を迎えた山本です。

20代ってあっという間でした。

ハタチくらいの頃と何が変わったかな、と思考を巡らせました。

特にこれといった成長は検討がつきませんでしたが、自分の現状を冷静に見つめることが出来るようになったことと、それと同時に周りを気にする余裕を少しは持てるようには成ったかな、と思います。

 

社会人の"新緑"だった頃は、仕事をする意義がわからなくて、とにかく楽をしてお金を貰いたいとか、自分のことばかり考えていました。

当時は営業職だったので、徐々に良い仕事が出来るようになり、お客様や会社からの信頼を得られて、自分に自信ができて、ようやく仕事の楽しさが分かるようになったと思います。

心理学で言うと、マズローの欲求5段階説の「承認欲求」のフェーズですね。

 

30代の山本は、更にその次のフェーズである「自己実現」や「自己超越」の域に到達するため奮闘したいと思います。

他者に見返りを求めずに、ただ己の目的の達成のために没頭し、他者や社会などの自分の外側の存在に対して貢献したいとか、そんな思考のことを指します。

現在WBCで活躍している大谷翔平選手も、恐らく「誰かに認められたい」とかじゃなく、承認欲求の次元にいないんじゃないかな?

ただ野球が大好きで、現状に満足出来なくて、常に誰も到達していない高みを求めてるんだと思います。

想像しただけでワクワクしますね。

 

こだまに来てから、今考えると頭を抱えたくなるようなピンチが何度もありました。

でも誰も下を向いていなかったし、そんな状況でさえなんだか楽しかったです。

チームのみんなが、利用者さんと一緒に成長出来ている感覚が日々実感できて、楽しくて仕方がなかったからだと思います。

 

今はまだ、支援者としてなりたい自分像を具体的に描くことは難しいけれど、利用者さんや支援そのものに実直に向き合えば、いつか見えてくると信じています。

限られたマンパワーと時間で、どこまで支援のクオリティを高められるか?

次にバトンを渡す渡部さんと、最近はよくそんな話をしています。

さて、どんなことを書いて下さるのでしょうか。

お楽しみに。