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こんばんは。太田和です。

冬は星が綺麗です。空気が澄んでいるからでしょうか?
この時期の夜空は、一年のうちでもっともきらびやかなシーズンです。


星空を見上げるといつも、自分がいかにちっぽけな存在なのかを思い知らされます。


今夜は「カノープス」について書こうと思います。

この星は、普段は地平線すれすれにあり、見つけることが困難な星です。

それが今月2月は、この星を観察するチャンスの時なんです。

カノープスは、太陽を除くとおおいぬ座シリウスに次いで、全天で2番目に明るい恒星です。

2番目に明るい星なのに、なかなか人の目に入らない星。

中国では、カノープスを「南極老人星」と呼び、この星を見ると寿命が延びる、という言い伝えがあるそうなんです。

また、戦争や騒乱時にはこの星は見えず、天下が泰平になると見えるとの言い伝えがあり、この星が現れると人々は競って幸福と長寿を祈ったのだとか。


少し観たくなってきませんか?


冬の大三角おおいぬ座シリウスを目印にすると見つけやすいそうです。

時間帯は、高度が一番高くなる夜更け前。
今月の南中時刻は、松江市だとおおよそですが、11日の21時前後と21日の20時半前後。


見つけると縁起が良いとされる星、カノープス
今週11日金曜日の夜は、晴れの予報です。

ぜひ探してみてはいかがでしょうか?