5年後、10年度、20年後。

今週の水・金と、ある利用者さんの支援にメインで入らせてもらった。

普段の様子も見ていたし、引き継ぎなども済ませて、久しぶりに味わう

ドキドキ、わくわくを感じながらの支援だった。

迎えに行くと水曜日はすぐに車に乗ることができた。

今日は乗ることができず、車の中や外で15分くらいかかった。

 

彼の不安の表れ?安心のため?一緒にしたい?一緒にすることが多かった?

背景はわからないけれど「〇〇さん、お手手つなぐ」という言葉がでてくる。

手をつなげば彼は安心して動くことができる。

いろいろな意見があると思う。

求められるまま手をつなげばいいじゃん?

たまにつなげばいいんじゃない?

つながなくても大丈夫なんじゃない?

人それぞれ十人十色、思いは違う。

 

あくまで自分の思い。

タイトルにも表記のとおり、彼の5年後、10年後、20年後、

30代、40代、50代になったときに必ずではないが手をつながないと動けないというのは

どうなのかなと思う。

土日の移動支援で手をつなぐ他事業所のヘルパー、利用者さんを見ると

あまり素敵に感じない。

 

街中で30代、40代、50代の男性同士、女性同士が手をつないで歩いている光景は

自分には不慣れだ。

でも別にLGBTの方を否定しているわけではないです。

利用者と支援者、周囲から第三者から見たときに、

堂々としていたい、素敵に魅せたい、自然に魅せたい。

 

お楽しみのソフトクリームを購入するまでの道のり、

手をつなぎたそうな彼に歩み寄り、肩に手を添えてもらった。

先輩職員から、数年前あるおかあさんと利用者さんが肩に手を添えて歩いていたのを

聞いたことがあった。

肩に手を添えた彼は安心した表情に見えた。

周りからどう見えていたかわからないけれど、自分の中では今までと少し違う感じでは

あったかなとおもう。

その日一日を笑顔で活動でき、

そして5年後、10年後、20年後、安心できるくらし、住みやすい暮らし、

すてきなくらし、たのしいくらし、

そんな未来を描いて日々のサービスにはいらせてもらいたいとおもいました。

 

 

 

 

   長文失礼しました。野津