私には、長年悩んでいることがあります。
常にあることではなく、その状況になったときに起こることです。
例えば、大好きなTUBEのライブ。始まってからは楽しくて仕方ないのですが、始まるまではライブへの楽しみな緊張とはちがう緊張感にさいなまれます。
また、飛行機に搭乗して飛び立つまでの時間。飛行機がただ怖いのとはなんか違う。
いずれの場合も、動悸・異様なのどの渇き・どうしていいか分からないなんともいえない不安感。
最初にこのような状況になったのは、学生時代でした。松山から帰省する列車に長時間乗ることが不安で仕方なく、最悪途中下車すればいいか・・・という思いで乗っていました。
なぜそんな状態になるのか、自分でも分かっています。ライブ会場のような閉め切る場所では、もう出ることができないかもしれない・・・（そんなことないのに）、飛行機も同じです、もう逃げ出せない・・・。
ある時の機内で、手も震えるし、動悸もする中で娘に“お母さんどうしていいか分からないわ･･･”と手をつかんだら、「わたしはくつろいでいるから～」と全く分かってもらえなかったこともありました。何回「やっぱり降ります！！」と言おうとおもったことか。
でもそんな気持ちになるとわかってても、やっぱりライブにも行きたいし、海外で生活していた時には飛行機に乗らざるを得ない状況。自分の弱さでしかないのかとずっと思っていました。
しかし、この前ニュースで“プロ野球選手が病気を告白”とでていました。その症状が私とほとんど同じ内容でした。
その病名は広場恐怖症というそうです。
やっぱりそうだったんだ！私だけじゃなかった！ということが分かり、なんだかほっとしました。
すぐには全く症状が消えることはないかもしれませんが、今回のニュースを目にしたことで、以前よりは楽な気持ちで楽しめるかもしれません。
～くぼた～ 明日は新見さんです♪
