昨年の秋口に大阪から2人の大親友が遊びにきてくれました。
新人サラリーマン時代の苦楽を共にした戦友ともいえる間柄です。
その親友と顔を合わせた時に、必ずと言っていいほど、突っ込まれるネタがあるのです。
大阪のサラリーマン時代にも数々のとんでも伝説を残してきたナベちゃん。
その中でも万人に受けるであろう小市民ネタが存在するのです。
そのネタとは・・・・。
僕が会社を辞めて一年が過ぎようとした頃。親友の誘いを受けて久々に大阪に遊びにきました。
あるメンバーの実家で1次会をした後、カラオケに行こうという話になったんです。
ところが、久々の同期会とあって飲み過ぎたメンバーは勢いづいてしまったのか?
「このまま車で行くぞ!」という流れになってしまったのです。
そこで、【意外にまじめちゃん】の僕の♡に火がついたのです。
「おい、あかんよ!あかん!車を運転なんてー。タクシーで行くぞ!おい!わかったかー。
金なら、俺が全部出すから心配するな!だから俺の言う事を聞け!わかったかー。」
と当時の様子を友人の証言によれば、すごい剣幕で他のメンバーに僕が諭していたそうなんです。
でも、その姿が格好良かったらしく、メンバー全員が
「たけしー、かっこいいやん。やっぱ、あいつはすごいよ。」
と大絶賛の嵐でタクシーに気分よく乗り込んだとの事。
実は僕は飲み過ぎて、あんまり記憶はなかったのですが・・・・。
し、しかし、この流れで無事に終わる訳がありません。なんていってもナベちゃんですから・・・。
カラオケ店に近づけば近づくほど口数が少なくなっていくナベちゃん。
しまいには、ブツブツと独り言を言う怪しい行動にと・・・。
不安がよぎりながらも、2次会のカラオケに胸躍らせて目的地に向かうメンバーの会話は弾みます。
そして、とうとう、あの瞬間はやってきました。大阪の親友たちが一生忘れる事ができないあの衝撃的な瞬間が・・・・・。
目的地に到着し、みんなが車から降車する、まさにその時です。
3・・2・・1 はい
「みなちゃーーーん。タクシーだーーーい、ひーとーりー五百エーンーー。くだちゃーーい」
※上目遣いで、しかも、タラちゃん風な舌足らずな言い方で(一説には田村けんじのチャーのような雰囲気だったらしい)
その瞬間、僕以外のメンバー全員がズッコケ、数秒後には大爆笑の渦が沸き起こったそうです。
ま、ま、まさかの、割り勘?あ、あんなに、格好良く、おごる宣言したのにもかかわらず・・・・。
口数が少なくなったのは、500円とるか、とらないのか、葛藤があったからのなのでしょう。結局、とったけどね。
でも、ありがたいですわ。20年経った今でも、このネタは笑いになるんだもんね。大阪の親友に感謝感謝です。
【草食系男子あっさり君】こと 渡部でした。明日は【ぎとぎと系男子しつこい君】こと 田崎真珠さんです。よろしくメカドック!