先日仕事帰りに本屋さんにいってみた。
文庫本のコーナーを見て歩いていると
「障害児3兄弟と父さんと母さんの幸せな20年」
という本が目に入った。早速手にとってレジへ。
帰ってページをめくると
なんだか読んだ事があるような内容。
裏をめくってみると、5年前に違うタイトルで
出版されていて、読んだ事があったようだ。
重症心身障害の長男、自閉症、の次男
そして発達障害の三男、どのエピソードも
そうだよなぁとうなづける。
その中でも、気になった一文を紹介する。
私は障害児の親になれてよかった。
正確には、障害を持っていてもこの子たちがわが子でよかった。この子たちの親になれて楽しい。
そのうえ、障害というものを通して、人が見ていない景色も見ている。
この子たちとの日々が、私を私にしてくれた。(中略)
この子たちが自分に障害があっても「ま、いっか」っておもえるようにしてやろう。
障害があったからこそってものを一つでもたくさん見つけよう。
そして、今日もうんとばかみたいに大口あけて笑おう。明日もきっと幸せです。
こんな風に思って子育てをしているお母さんがいる。
こだまの活動が、こだまでしか経験できないものに
なるように知恵を出さないといけない。
そんな事を考えさせてくれた一文でした。
山田