最近、ようやく僕なりの『夫婦喧嘩理論』の結論に達する事が出来ました。
我が渡部家では、ほぼ毎日のように夫婦喧嘩をしております。
ちょっとした口論ならばともかく
時には大東町中に響き渡るようなメガトン級の大声で怒鳴りあうことも・・・。
もし夫婦喧嘩選手権という全国大会が存在したとすれば、全国制覇も夢ではないほどの揺るぎない自信が僕にはあります。
夫婦喧嘩関連のベストセラー本が生まれるくらいの超必見喧嘩伝説がいくらでも存在します。
我ながらよく戦い続けてきたもんだと感心している今日この頃です。
そもそも夫婦といえども、元をたどれば生まれも育ちも全く違うあかの他人なわけです。
生まれ育った環境が違うわけですから、価値観が違うのは当たり前のコンコンチキ。
恋愛期間を経て、第一期子育て期間を経て
気がつけば思春期で多感な子ども達に向き合っていかなければならない教育者の立場となります。
また家族・健康・将来設計を含め、問題が山積する時期となります。
そこで夫婦が二人三脚となり一つ一つの壁を乗り越えていかなければならないのですが
そこは2つの人格を持つ人間同士、そう簡単には話はまとまりません。
お互いがお互いの価値観をぶつけ合う場面が自然と多く生まれてしまいます。
大切なのは譲り合いの精神。そうです!
お互いの価値観やこだわりの少しを認めあう姿勢が大切なのです。
でも、僕は悟りました。これはあくまで理想論。スーパー戦隊カッコつけマンの戯言です。
というよりも、この夫婦喧嘩路線で突き進めば渡部家は安泰!と開き直りではなく、核心へと変わりました。
僕も奥さんも同じようなタイプであり、また大家族の強みを生かした方策といえるでしょう!
お互いがお互いの感情に正直に生き、本音をぶつけ合えばいいのです。
怒る時には怒りくるい、泣き叫びたい時には、泣き叫ぶ。
これが長く寄り添って生きてきた夫婦の真の姿ともいえるでしょう。まさに母ちゃんは戦友です。
親になった当初は(子どもの前では極力夫婦喧嘩はしないようにしよう!)
なんて思っていたのですが、今ではそんな考えが虚しくバカバカしくも感じてきました。
リアルな人間社会と本音の世界を体感でき打たれ強い強靭な精神力が子どもたちに養われるからと反対に推進しているぐらいです。
ただし、次のルールは必ず守るという条件付きですけど・・・。
本音夫婦喧嘩での守るべき5原則とは?
1)大喧嘩後はできるだけ早い段階で反省の弁を伝える
2)相手を困らせてやろうという子どもじみた真似はしない
3)意地を張らない。
4)関係修復への諦めない気もちとありとあらゆるコミュニケーション手段(手紙等)の活用
5)良いとこメガネを発動させ、必ず、感謝の気持ちが芽生えてから就寝につく
喧嘩をすれば大なり小なりではありますが怒りの感情が生まれます。
ですから、初動の速さと早期対策が重要なポイントとなります。
パソコンディスクと同じで、怒り(負)感情の容量が超える前に初期化を行うのです。
感情を抑えすぎると、その為に生まれた陰の気が自分の感情を覆い尽くしてしまいます。
そうなった時には手遅れ。ディスクがパンク状態となり、回線(会話)がつながらなくなります。
自分の感情をぶつけ合えるという免罪符があると
極度な緊張と不安から解放されて安心感が生まれます。
また、感情の切り替えが早くできるようになる能力を獲得できるという
まさに一石三鳥ぐらいの効果があります。
自画自賛ではありますが、すばらしい渡部健史の夫婦喧嘩論でした。
来年には「こだま出版」を立ち上げて、新書第一弾
渡部健史署の「夫婦喧嘩のすすめ」を上粋したいと思います。
なんちゃって。お・わ・り。
渡部でした。
次は田崎さんです。