名も知らぬ花に

本当はすっかり忘れていた前回のブログでいうのが一番旬だったけど紹介します。

10月の初旬から道路端に咲いている黄色い花をご存知でしょうか。

群生している様子をみて、花の名前も全く知らない無知な私がなぜか気になりました。

八雲のお宅に送迎に行った時、敷地のまわりのあぜ道に咲いていたその花をみつけ、何の花か知りたくて、お母さんにたずねました。

「あ~あれね、セイタカアワダチソウ外来種でね・・・」

ものすごく繁殖してしまうこと、花粉アレルギーの原因になっているらしいことなど沢山教えていただきました。

その時は、名前が覚えにくいことや「外来種」と聞くだけで、なんだかやっかいな花なんだ・・と印象を受けました。

忘れないように名前を頭の中でくり返していると、道中そこかしろに生えているように感じてきます。

見慣れている道がまるで、この黄色い花で埋め尽くされているようにも感じ、これからの生態系のありかたまで心配になってきます。



名前がわかったので、調べることにしました。

しかし、そこでわかった事実に驚愕しました。


 杉花粉のように飛散して人に害が出るような花粉アレルギーはまったくない。花粉が飛散して受粉するのでなくミツバチ等が花を行き交い受粉する花なのだそうです。

 外来種が周囲の草花を圧倒し、いっきに繁殖したことから風評被害というのでしょうか、悪いイメージだけがいまだについてまわり今日にいたるのだそうです。

 むしろ花が少ないこの季節には、虫が蜜を集めるのにはもってこい。なんてことも書いてありました。


さらに驚いたのは、人に害をおよぼすどころか、人体によい影響もあるのだとか。

いわゆるデトックス効果があり、人体の悪いものを排出してくれる酵素がいっぱいあるらしいのです。

花が咲く直前つぼみの頃が一番酵素が多く、その頃に刈り取り、乾燥させて袋に入れると、入浴剤になるらしいのです。

効果はひとそれぞれかもしれませんが、インターネットの情報によると、アトピーなどにもとても効果があるそうです。

 使ったときは、ぼりぼりとかゆくかんじるらしいのですが、それ自体がデトックス効果である証明らしいのです。なんどか使ってそれを越えるととても肌がキレイになるとか・・・。


私がしらべた情報もほんとかどうかはわかりません。

もう花が咲いてしまってるので、来年自分の身体で試したいなと思っています。


でも、噂や見た目で判断したりせずに、ちゃんと自分で調べ、自分の感想が言えることが大事なんだと自然に教えられた気がしています。

ふたたび八雲のお母さんに話した時、そんな話をしたのです。

川上